上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

今月のカンファレンスのテーマとして、 「緩和ケアの基礎」を勉強した。疼痛は患者さんにとって、不愉快で耐え難いものであり、十分な鎮痛が必要となる。
現在、　「医療用麻薬製剤」も種々揃ってきているが、他の先進国と比べると、まだオピオイド後進国ということである。

患者さん側も医療側も、まだ誤解や理解不足も多い。

今後、在宅医療が進み、在宅で緩和ケアをする機会も増えることが考えられ、薬剤師も緩和ケアチームのメンバーとして役割を果たさなくてはならないであろう。

＜久田保彦＞

【厚生労働省資料より】
　　図１国別「医療用麻薬」の消費量
　　図２　アンケート

  

奈良春日大社神苑「萬葉植物園」において、イルミネーションが催されていると聞いて、出かけてみた。
幸い寒波も一息ついて、それほど寒くはなかった。

当植物園は、昭和７年に萬葉集にゆかりの深い約300種類の萬葉植物を植栽する植物園として開園されたという。

近年、夏と冬に、イルミネーションが演出されるようになった。

夜は、植物を見ることはできないが、100万個のLEDイルミネーションによる夢と光の空間に感動させられる。

＜久田保彦＞










  

日本における子供本人による誤飲事故の原因として、「医薬品」は「たばこ」に次いで多く、近年増加していることから，政府の諮問機関である消費者安全調査委員会から、実態に関する報告書が発表された。

2012年における子供の医薬品誤飲事故の報告件数は8,388件。有症状の報告は869件で、子供本人による誤飲では764件（87.9％）と過半数を占めた。（MTpro2015.1.5.より抜粋）

小さなお子さんのおられる家庭では、薬の保管について、十分注意する必要があります。

＜久田保彦＞>

図１　子供本人による誤飲事故の剤形

図２　子供本人による誤飲事故における薬効別上位１０位
中枢作用薬・消炎鎮痛剤・かぜ薬・消毒薬などが多い傾向です。

図３　子供本人の誤飲事故に対する注意喚起を受けた経験
  

明けましておめでとうございます。
今年は未（ひつじ）年です。

名古屋市に「羊神社」という珍しい神社があり、お参りをしてきました。

”羊“は、「祥」「美」「恙」「善」の字の原型であり、本年が、祥多く、美しく、平穏で善い年になり、恙なく過ごすことができればと思います。皆様のご多幸をお祈りします。

2015年元旦
久田保彦