2012年03月31日

「月ヶ瀬梅渓」で観梅

3月29日、 「月ヶ瀬梅渓」に梅を見に行ってきました。生駒市の自宅から、車で1時間30分ほどかかります。奈良県内ですが、三重県との県境に近い場所です。

各地で、桜の開花も迫っていますが、月ヶ瀬の梅はまだ満開ちょっと前でした。

V字の深い渓谷にそって、13,000本の梅があります。

最盛期の江戸時代には、10万本もの梅があり、梅を煙で燻した後、天日で乾燥して「烏梅(うばい)」(黒梅)に加工して、それを紅花で繊維を染める時の媒染剤として繁用したとのことです。

最初に、アルカリの灰汁を使って紅花から紅色を分離させ、次に「烏梅(うばい)」の酸で繊維に染着させたそうです。

また、民間薬として、熱冷ましや下痢止めとしても使われました。

写真を添付しますので、参照ください。

写真1.
写真2.
写真3.
写真4.

<Written by 久田保彦>



Posted by 株式会社 星薬局 at 21:38│コメントを見る・書く(1)
この記事へのコメント
続けて頑張って
Posted by weighty at 2012年11月30日 14:41
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